札幌で注文住宅を建てる場合、相場っていくらくらいなの?

札幌で注文住宅を建てる場合、相場っていくらくらいなの?

注文住宅を建てるときに、しっかりと把握しておきたいのが費用に関する相場です。注文住宅では自分たちの希望を叶えられるというメリットがありますが、費用が際限なくあるわけではないため予算を決めることが重要になります。

そこで今回は、札幌で注文住宅を建てるときの事前に知っておきたい相場についてご紹介します。

札幌の注文住宅の費用相場

札幌の注文住宅の費用相場

あれもこれもと希望を取り入れていくうちに予算オーバーになってしまうことも珍しくありません。そのため、注文住宅を建てる準備の早い段階で予算をある程度決めて、予算管理を行うことが大切になるのです。

実際に注文住宅を建てようとした場合にかかる費用は、大きく分けて土地の購入費用、建築費用、諸手続き費用の3つが挙げられます。

土地の購入費用の相場は?

土地の購入費用は、既に土地を所有している場合には必要がありません。土地探しから始める人は、土地は購入する地域によって坪単価が大きく変わることを覚えておきましょう。日本では東京都が最も高い坪単価となっていますが、北海道は全体の平均でみると坪単価は安いと言えます。北海道で最も人口の多い札幌市は北海道内では最も坪単価が高い地域でもありますが、坪単価が約96,000円と10万円に満たない坪単価となっています。

建築費用の相場は?

建築費用に関しては、建築会社によって予算が大きく異なります。大手住宅メーカーでの注文住宅は、坪単価50万円以上しますが、ローコスト住宅での注文住宅は30万円~50万円程度で建築することが可能です。一般的には、大手ハウスメーカー、中小建築会社、地元の工務店の順番に費用が安くなる傾向にあります。

しかし、有名な建築家や人気のある設計事務所などに設計を依頼する場合は、価格設定も異なってくるため、建築費用が高くなることも珍しくありません。また、建築費用で注意しなければならないことは、札幌では寒冷地仕様の設備などが必要になる点です。

近年注目されている省エネルギー住宅についても、地域区分により省エネ基準が異なるように区分けされています。札幌は省エネ基準における断熱地域区分の2地域に分類されています。この地域で省エネ基準をクリアするためには熱損失係数(Q値)と外皮平均熱貫流率(UA値)が低くなければなりません。

熱損失係数は1時間で逃げ出す家全体の床面積1㎡あたりの熱量を数値化したものをさしています。外皮平均熱貫流率とは住宅内部から外部へ逃げる熱量を、屋根や壁、床、天井など外気に接する開口部で平均した値のことをさします。

これらを低くするということは断熱性能が高いということになるため、札幌などの寒冷地での省エネ住宅の基準となっているのです。このような寒冷地に対応できる住宅設備が加わるために、札幌で注文住宅を建てる場合には建築費用がどうしても高くなる傾向にあります。

諸手続き費用の相場は?

諸手続き費用として登録免許税、司法書士報酬なども加わります。諸手続きの費用はおおむね建築工事費用の5~7%が費用相場です。

建築費ごとにどういった注文住宅を建てられるかイメージしてみよう

札幌の注文住宅の費用相場

1,000万円台、2,000万円台、3,000万円台ごとの建築費で、どのような注文住宅が建てられるかをそれぞれご紹介します。

1,000万円台の注文住宅

いわゆるローコスト住宅と言われる価格帯でありながら、家族の暮らし方に合わせた希望の家を作ることが可能です。全国展開をしているハウスメーカーから、地元の工務店まで多くの会社が1000万円台から注文住宅を建築しています。

全国展開をしているハウスメーカーでは、坪単価30万円から自由設計でプランニングをすることができ、家族のだんらんが自然に生まれるようなキッチンと一体化した広いリビングダイニングを備えたプランや、家事の効率アップを考えた空間レイアウトを取り入れた間取りなど、家族のスタイルに合わせた家づくりができます。

また、低価格ながら最長30年保証・点検などのサービスを付加することができるハウスメーカーもあります。

北海道を中心に施工を行っている工務店でも1,000万円台で注文住宅を建築することが可能です。坪単価40万円台から請け負う工務店もあり、自然素材を多用したデザイン性の高い家づくりをしています。

また、札幌市では積雪寒冷地である地域特性に応じて、札幌市独自で策定している「札幌版次世代住宅基準」がありますが、基準の中のハイレベル等級をクリアした高気密・高断熱を実現した家を提供している工務店もあります。厳しい寒さに耐えうる家づくりは寒冷地である札幌市では重要なポイントとなりますが、ローコスト住宅でも機能面で引けをとらない家づくりも可能なのです。

ハウスメーカーや工務店により重きを置くポイントが変わってくるため、機能性やデザイン性など、家族の希望するポイントを明確にすることで、コストを抑えつつも希望の家を作ることができます。

2,000万円台の注文住宅

地元のハウスメーカーで、道産材を使用した自然素材にこだわりのある高機能な住宅を作ることが可能です。地元の工務店であれば気密性や断熱性能においても、安心できます。また、積雪による重さにも耐えられる建材を使用しているハウスメーカーもあるなど、地域の特性をよく理解した家づくりをしています。

自由設計にも対応しており、家族に合わせた間取りを取り入れることができる他に、住宅設備に関しても生活スタイルを考慮した設計を取り入れることができます。高気密・高断熱の家は、住み続ける上で必要なランニングコストを抑えることができる点も魅力的です。

3,000万円台の注文住宅

全国で建てられている注文住宅の平均的な建築費用は約3,308万円とされています。そのため、3000万円台では希望したことを実現しやすい価格帯であると言えます。今までの価格帯と比較して、予算に余裕があるために機能性とデザイン性の両方を実現することも可能です。しかし、予算に限りがあることには変わりがないため、コストをかけたい部分を絞ることで希望に合った家づくりをすることが可能になります。

注文住宅を建てるなら予算管理が重要!

札幌の注文住宅の費用相場

札幌で注文住宅を建てる場合は、前述したように暖かい地域には不要な寒冷地仕様の住宅設備が必要になります。そのため、寒冷地以外の地域で注文住宅を建てる場合よりも高い気密性・断熱性がなければ省エネ基準を満たすことができません。

もちろん、省エネ基準に満たない住宅でも建設は可能ですが、暖房費用などランニングコストにかかる費用が高くなってしまうことが予想されます。建築費用の安さだけを見て建築依頼をするのではなく、機能性もしっかりと考慮する必要があります。

さらに建築費用の中には、外構工事が含まれていない場合もあります。外構工事の費用の確認をするとともに、カーテンレールや照明などの内装工事の費用が含まれているかどうかも確認するようにしましょう。

それらを考慮した上で、建築費用以外の費用も含めた予算管理が必要です。建築費用だけに予算をすべて使ってしまうと、最終的には予算を大きくオーバーしてしまうことになってしまうからです。

まずは予算に合わせて外装や内装のこだわりたい箇所をしっかり絞って、ハウスメーカーや工務店の担当者と打ち合わせを進めていきましょう。