札幌注文住宅を建てる際に最適な坪数についてまとめ紹介しています。
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札幌注文住宅に最適な坪数

札幌で新築注文住宅を建てたいと思ったとき、気になるポイントのひとつと言えば、家の坪数です。ライフスタイルや家族構成などによって必要な坪数は変わってきますが、一般的にどれくらいの広さがあれば十分と感じるのでしょうか。札幌新築注文住宅の平均的な坪数や延床面積、また少ない坪数でも家を広く見せて快適に過ごす工夫など、ご紹介いたします。

新築注文住宅での平均坪数はどのくらい?

新築注文住宅での平均坪数はどのくらい?

マイホームにどれくらいの坪数が必要かを考える前に、まずは新築注文住宅の平均的な「坪数」や「延床面積」について調べてみましょう。ちなみに、「一坪」はおよそ「2帖」の広さと等しく、約3.3㎡に相当します。

国土交通省による「一住宅当たりの延床面積」調査によれば、全国の一般的な住宅の平均坪数は30~40坪とされており、3LDK~4LDKの間取りが中心となっているようです。

とは言え、都道府県別に見てみると、もっとも面積が広い富山県は152.18㎡、もっとも面積が狭い東京都は64.48㎡と、地域によって平均値は大きく異なるということも分かります。北海道は91.23㎡(約30坪弱)と全国平均値をやや下回るという結果になりましたが、概ね平均的な広さであるということが言えそうです。

参照 こちらの記事は、国土交通省令和2年度住宅経済関連データ「一住宅当たり延べ床面積の都道府県比較」を元にしています。出典:https://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html

一戸建て住宅に最適な広さはどのくらい?

一戸建て住宅に最適な広さはどのくらい?

一戸建て住宅には、「最低でもこれだけは必要」という広さを表す「最低居住面積水準」と、「これくらいの広さがあれば理想的」という広さを表す「誘導居住面積水準」というものが、国によってそれぞれ定められています。

もちろん、ライフスタイルや家族構成、理想の暮らし方や欲しい部屋の数などによっても上下するとは思いますが、国土交通省によって定められた「一戸建て住宅に求められる広さ」というのは、下記の通りとなっています。

3人家族の場合
最低居住面積水準:40㎡=約12.1坪
誘導居住面積水準:100㎡=約30.3坪
4人家族の場合
最低居住面積水準:50㎡=15.1坪
誘導居住面積水準:125㎡=37.8坪

参照 こちらの記事は、国土交通省「住生活基本計画(全国計画)における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準」を元にしています。出典:https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h23/hakusho/h24/data/html/ns830000.html

一戸建て住宅における「面積」とは

一戸建て住宅における「面積」とは

さて、「坪数」や「延床面積」については、平均値が約30坪=100㎡ということでご紹介をさせていただきましたが、住宅にはこの他にも「面積」に関連するさまざまなワードが出てきますね。実際に注文住宅各社にプラン提案を求めたり、プランニングを進める前に、重要になってくる面積の名称と意味について知っておくと安心です。

敷地面積
敷地面積は建物とは直接関係がなく、土地を真上から見下ろして測った面積のことを指しています。斜面や凹凸は計算に入らないため、傾斜地など斜面にある土地の土地面積は実際の表面積よりも狭く算出される、ということを覚えておくとよいでしょう。
建築面積
建築面積は建物を真上から見たときの外周で求めた面積のことを指しています。単位としては「㎡」が用いられますが、「坪」に換算することで「建坪」を表すこともできます。一般的な住宅では、広さのある1階部分の面積がおおむね該当しますが、1階より2階の面積の方が大きい場合は、2階を地面に投影した面積が建築面積となります。土地面積に対する建築面積の割合を表す「建ぺい率」を求める際に、この数値が用いられます。
建物面積
建物面積は建物の各階の床面積をすべて合算した数値で、「延床面積」と同じ意味になります。名前が似ている「建築面積」とごっちゃになりやすいので要注意ですね。
施工面積
施工面積は、建物面積(延床面積)に含まれないバルコニーやロフト、玄関ポーチなど、実際に施工した部分を含む面積のことを指しています。施工面積には法的な規制がないため、坪単価を算出する際に利用されてしまうこともしばしば。坪単価を基準として価格を比較し、施工会社を決めようとお考えの方は、その坪単価の計算方法が施工面積もしくは建物面積のどちらなのかを確認しておく必要がありそうです。

坪数が少なくても快適な注文住宅にする工夫

札幌だけでなく、全国的に見た新築注文住宅での平均坪数や、一戸建て住宅に最適な広さについてもご紹介してまいりましたが、実際の住み心地は必ずしも坪数・延床面積によるものだけとは限らず、坪数が少なくても工夫次第で広々とした快適な空間をつくることができます。

ここでは、少ない坪数でもそれを感じさせない新築注文住宅の建て方の工夫についてご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってみてくださいね。

スキップフロアで壁を使わず空間を仕切る

スキップフロアで壁を使わず空間を仕切る

出典:https://www.hoei999.co.jp/

壁やドアではなく、床の高さや小段の階段で空間を仕切ることができるスキップフロアは、用途別に部屋を間仕切りながらも、空間を繋げることができるため、家族が集まるリビングルームを広く見せることができます。家族の気配を感じながら過ごせるので、小さいお子様が過ごす部屋などにも最適です。

スケルトン階段で空間を広く明るく

スケルトン階段で空間を広く明るく

出典:https://www.hoei999.co.jp/

吹き抜けや高い天井は開放感があり、家を開放的に広く見せる工夫の定番と言えます。天井の高い位置に窓を設けることで明るさが加わり、さらに解放感をプラスすることが可能です。一日のうち過ごす時間が長いリビングは、広さだけでなく高さや明るさを確保できるよう、工夫してみるのがおすすめです。

吹き抜けや高天井、天窓で開放感を演出

吹き抜けや高天井、天窓で開放感を演出

出典:https://www.hoei999.co.jp/

踏板と支柱のみで作られるスケルトン階段は圧迫感がなく、間仕切りがないため空間を開放的に広く見せてくれます。光を遮らないため、吹き抜けの明るいリビングとも相性抜群。人が集まる場所を開放的にすることで、全体の印象も広々と見えます。

参照 こちらの記事は、豊栄建設の施工事例を参考にしています。出典:https://www.hoei999.co.jp/

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